米クロックス社製 サンダル事故 今年4件
アクセサリー「ジビッツ」取り付けに注意を!

米クロックス社製サンダル専用のアクセサリーの留め具「ジビッツ」で、足のつめをはがすなどの事故がこの夏に4件起きている。
このアクセサリー「ジビッツ」はサンダルの甲の部分の穴に取り付ける。花やキャラクターなど現在約560種類あり、自分好みにアレンジできる。
しかし、このジビッツの形が、「工」のような形になっており、この留め具の部分に爪の先が引っ掛かかり、足のつめをはがすなどの事故が起きている。
クロックス社製のサンダルは若者に人気が高く、07年には約390万足が売れた。軟らかくて伸びやすい樹脂を使用しており、エスカレーターに乗っていて巻き込まれる事故も起きていて、子どもを中心に多数のけが人が出ていた。
原因は、自分の足のサイズよりも大きいサイズのサンダルを履くことで歩いているときに足が前後に動くことと、ジビッツをサンダルの一番先端部分に取り付けている為で、
クロックス社の日本代表は「事故を避けるために、付け方を注意するほか、足に合ったサンダルを選んでほしい」と話している。
また、経産省は4月、クロックス・エイジアに対し、商品の改善を要請している。